【社労士受験】模試の結果がドエライ事になってもあきらめずガンバる受験生が、まず最優先にナニをしたら良いか・・・を考えてみる(独断と偏見版)

タイトルにあるように、独断と偏見版です。あらかじめ、おことわりしておきます。

 

試験日まで、後35日と時間がないので、まず、考え方と結論を先に書きます。

 

緊急度も重要度もMAXの優先度で真剣に見直したら良いと思うのは、

  • ケアレスミス
  • ポカミス
  • 答練や過去問練習でちゃんと答えられていたのに答えられなかった
  • 知っているのになぜか思い出さなかった
  • etc…..

等々の、たまたまヤラかしてしまったけれど、次に出題されれば普通に答えられるんじゃね?・・・・と考えられるような問題(以後“次は答えられそうな問題)”です。決してオロソカにしてはいけません。最初に独断と偏見版と書きましたが、複数の受験指導校でも同じアドバイスでしたので、間違い無いと思います。図にすれば、次のような感じです。


理由についても、カンタンに書いてみます。

 

“模試の結果がドエライことになっている”という前提ですので、対策を考えなければならない問題が山積している状態でしょう。

  1. 知識があやふやで答えられなかった問題
  2. 間違って覚えていた問題
  3. 論点がズレていた問題
  4. まったく知らなかった(覚えていなかった)問題
  5. 次は答えられそうな問題

試験日まで時間がないので、これらの答えられなかった問題の緊急度・重要度の高いモノから手をつけるコトになるわけですが、

【 重要度 】

重要度が高い・・・とは、試験の得点を1点でも増やす可能性が高い・・・というコトです。そういった観点から考えると、上記1〜4までの問題は、模試に出題されるぐらいですから、かなり出題確率が高い問題だと言えるかも知れませんが、100%ではありません(つまり、復習してマスターしても出題されないかも知れません)。

 

しかし、5.の“次は答えられそうな問題”というのは、実際に模試に出題された個々の問題だけにとどまらず、受験生の皆さんがマスターした!(と思っている)全ての知識が、得点につながるか?つながらないか?に影響してくるのです(つまり、キチンと押さえれば、数点からひょっとしたら十点近くの点を拾える可能性があります)。

 

【 緊急度 】

次に緊急度が高い・・・とは、今!すぐ!やらなければならないか?試験直前まで先延ばしにしてもいいか?・・・というコトです。上記1〜4までの問題は、新しく何らかの知識を覚え直す・・・というコトになると思います(つまり、覚えると答えられるようになる問題といえるかも知れません)。

 

しかし、5.の“次は答えられそうな問題”というのは、すでに覚えているのに得点につながっていないのです。この原因はナニか?というコトをキチンと解明しないと、上記1〜4までの問題に関する知識を覚えても、得点につながらない可能性があります。

 

以上、重要度・緊急度について書いてみましたが、“次は答えられそうな問題”をオロソカにする恐ろしさが、伝わっているでしょうか?(^^ゞ。

 

では、最優先に“次は答えられそうな問題”を見直すとして、具体的にどうすれば良いか?について、考えてみます。

  1. 主な原因が問題文の読み間違い(主語、接続詞、etc.)の場合、意識して間違えずに読むための工夫(主語を丸で囲んだり、下線を引いたり、論点を目立たせたり)をする。 しかも、間違いの傾向に合わせて、特に必要な箇所を目立たせるようにする。
  2. 主な原因が、マークミス、転記ミス、マルの問題はどれか?を答えなければならないのに☓の問題を答えてしまった、“9”という数字を答えなければいけないのに選択肢の9番を塗ってしまった等であれば、どのような方法でミスを減らせるか?どうやってチェックするか?を工夫(たとえば、最後に転記する前にトイレに行って顔を洗ってリフレッシュしたり、解答欄ズレを防ぐ為に予備の鉛筆を定規代わりに使ったり)する。 ココは特に真剣に考える必要があると思います。
  3. 主な原因が“知っているのに思い出せなかった”という場合、記憶を引き出すトリガーが、問題文以外の場所(たとえば、過去問集のページの位置や順番や前後の問題)である可能性があるので、問題演習の順番を変えるたり、問題文の中のキーワードを見てテキストの内容を思い出す練習をしたりする(本試験の問題はテキスト順にでるとは限らないので、目次を参照するような感じでテキストのどのあたりの話か・・・ってコトを思い出す練習をすると良いと思います)。

じつは、“次に答えられそうな問題”を見直すのに時間はあまりかからないコトが多いです(クセ付ける時間は必要かもしれませんが、問題演習等のついでに一緒にやれば良いコトです)。イメージとして必要な時間は、数時間〜半日って感じでしょうか。徹底的にやる・・・といっても、覚えていたコトが得点に繋がらなかった理由と対策を考えるだけですから。

 

以上のように、“次に答えられそうな問題”を最優先でやるというのは、

  1. 模試に出題された箇所だけでなく、今持っている知識を確実に得点に繋げる可能性を高める。
  2. これから1箇月の間に行う勉強の質を、少なくとも今までより高めて、効率良く知識の補強ができるようになる。
  3. なおかつ、見直す時間をそれほど必要としない。
  4. さらに言えば、解答方法とかをクセ付ける場合、知識を覚えるのとは違って、ある期間の練習が必要なので、早めに始める必要がある。

というコトです。

 

最優先にやらない理由はない・・・・と言っても過言ではないと思うのですが、いかがでしょうか?。