合格するのにどのくらいの勉強時間が必要か?

下の日記にコメントいただいたのですが、コメント欄は読みにくいので、こちらに書きます。念の為最初に書きますが、私は今年落ちてるので、これから書くコトは妥当かどうか・・・というか、
間違っている可能性が高い!とすら言える
のではないか・・・というコトをお断りしておきます。
で、『客観的に何時間あればご自分は合格できると思いますか?』というコトなので、『○○時間と思う』とお答えすればいいんでしょうが、社労士試験の独特な特徴から考えて、勉強時間の“総量”も大切ですが、“配分”も同等(あるいは、それ以上)に配慮しないといけないな・・と考えています。
【 社労士試験の特徴 】

そこで、効率よく合格するためには、次の2つのステップ踏むのが良いと思うのです。

  1. まず、自分の得点力を細かくチェックして、全科目で、足きりラインをクリアできる得点力+αをつける。
  2. 足きりラインを確保できたなら、“難易度の低い科目・設問”で、合格基準点に達するだけの得点の上積みをする。*2

いくら勉強しても、満点どころか9点8点も難しいという、まるでトラップのような科目・分野があれば、比較的少ない勉強で高得点が狙えるボーナスのような科目・分野がある・・・ってところに注意が必要です。トラップに掛かると、時間の浪費ってコトになってしまいます。つまり、ボーナス科目・分野に、手持ちの時間資源を的確に配分する選択眼が必要になると思うのです。
で、結論。
上記“ステップ2”で、限られた時間資源を的確に効率のよい科目・分野に配分できるなら、800時間でも合格できるのでしょうけど、“運”や“勘”や“度胸”みたいなバクチ的要素が増える思います。やはり、少なくとも1000時間程度は必要・・・なのではないでしょうか?。極論かもしれませんが、学校とか参考書とかは、『どの部分に、どれくらいの時間資源を配分するか?』といった情報が出来るかどうか?・・・ってトコロに、その存在意義があるような気さえするです。
以上、TACでもLECでも『捨てるところは捨てろ!』的なアドバイスがあったので、勉強方法・勉強時間についてのスタンダードではないかと思っていますが、私はかなりアバウトな性格で、ハヤトチリやカンチガイが非常に多い・・・ってコトを最後に付け加えておきます。くどいようですが、今年の試験落ちてますしね。*3

*1:しかし、ideってば太っ腹ですね。こんなデータを公表してるなんて

*2:強敵に挑んでこそ“漢”ってコトからいえば、軟弱ですが・・

*3:今年の試験にかけた時間は、900時間程度でしたが、時間配分がボロボロでした。