労働者とは

【 問題 】
労働基準法上「労働者」とは、職業の種類を問わず、賃金、給料その他これに準ずる収入によって生活する者をいう。(平10.1E)
【 答え 】
× これは労働組合法における、労働者の定義である。

・・・って、こんな問題わかるかぁっ!!!
この問題を見たとき、条文暗記しなければならないのかな・・・などと暗い気持ちになりました。
が、これは、

  • 労働基準法では、労働者の条件として“使用従属関係”が問われる。

 (労働組合法では、労働者の範囲の中に失業者(使用従属関係がない人)も含まれる)
という基本をキッチリ押えていれば、条文を暗記していなくとも当然解答可能な基礎問題だそうです。労働一般->労働基準法というミョ〜な順番で講義が進んだおかげで、ようやく解りました。
LECのテキストにも去年使ったTACのテキストにも、ちゃんと書いてあるんですけどね。押えるポイントってあるんですね。繰り返し学習が大切な理由がわかりました(いまごろ!?)