万一停電中に本試験があったら....

Twitterで、停電が今後も続くらしい事を知りました。
http://t.asahi.com/1pya
暑いし薄暗くなるし...ってコトで、停電の時間帯をハズすカタチで試験時間を設定するのではないかと思いますが、どうなるでしょうね。受験生のみなさんは、四月中旬の試験要領発表まで、落ち着かない事と思います。
そこで、万一、本試験中に停電した場合を想定して、対策を考えて見ましょう。
まず、照明については、昼間の時間帯である事から、薄暗くはなっても、暗闇になる事はないと思います。暗闇になるのであれば、試験を続けるコトはできないでしょう。
しかし、たとえ照明の問題がクリアできても、次の二つの脅威に対抗する必要があると考えます。
【第一の脅威・暑さ対策について】
試験会場の機密性が高ければ、エアコンが止まってもしばらくの間、室温が低く保たれるのではないか...という予想はハズれるでしょう。人体は2500〜3000kcal/h相当の発熱体だという事を聞いた事があります(ただし、ウロ覚え(^^;; )。室内に100人いれば、およそ300,000kcal/h相当の発熱をするのです。停電になったら、短時間で室温は上昇するでしょう。
対策としては、保冷箱に冷えピタを大量に準備して、オデコに貼るというのはいかがでしょう?。
私は過去、3つの会場で6回受験しました(^^;;が、試験が始まる前に『オデコの冷えピタを剥がして、カバンの中にしまって下さい』という注意は聞いた記憶がありません。試験要領が発表されたら、ぜひご自身で確認して下さいね。
【第二の脅威・冷風対策】
おそらくこちらの脅威の方が深刻な被害をもたらすのではないかと考えています。
停電から復帰した後、室温を適正に戻すため、エアコンがフル稼働すると思われます。その場合、送風口からおよそ十数度という低温の強風が噴き出すでしょう。冷風は平均的に行き渡るのではありません。座る席にもよりますが、冷風の直撃を受ける席の場合、汗をタップリかいた後の身体には10℃程度の体感温度となっても、不思議ではないでしょう。
身体全体が冷やされると意識レベルが低下します(雪山の遭難で『寝るな!寝ると死ぬぞ!!』といってる場面、よくありますね)。
したがって、下着は吸汗性の高いモノにした上で、ダウンジャケットや毛布などを用意するなど、十分な装備が必要ではないでしょうか?。
脅威と対策については以上です。
通常、社労士試験は、労基法から一般常識まで10科目の知識を競いますが、今年の本試験は、暑さ寒さ対策というサバイバル要素が加わるかも知れませんね。
大変な事態ですが、ぜひ、創意・工夫・気合・根性等を総動員して乗り切っていただきたいと思います。おそらく今年の合格者は、社労士会の伝説となるでしょう。
試験要領が発表されたら、十分な対策を練って、本来の実力を発揮出来るよう、お祈りしております。