物事の核心・論点・本質を的確につかむという事

普段、あまりテレビをみないのですが、ニュースだけは欠かさず見ます。
最近は、いつも耐震構造偽造問題が報道されていますね。今日の講義でも、冒頭の雑談の中で『いったいダレに責任があるのか?。ドコに問題があるのか?。今後どうすればいいのか?。』といった話がありました。
あっ・・・そうか。あのニュースはそういう視点で見るのか・・・と、目からウロコの思いでした。
私はどうも自分の注意を引いた箇所にとらわれてしまって、全体を俯瞰するという観点に欠けるところがあるように思います。択一試験の問題を解くときも、ミョーな所が気になって誤った判断をします。
偽造問題でも、震度5で倒壊の恐れがあるようなマンションを、一所懸命稼いで貯めたお金で買った人達は、今どんな気持ちでいるのだろう・・・とか考え出すと、阪神大震災の時のいろいろなエピソード等も思い出されてきて、どんどん『耐震構造偽造問題』からハズれて行きます。
また、私がいま社労士の受験生であることから、アノ一級建築士は、いったいどんな“夢”や“志”をもって受験勉強をしたのだろう・・・とか、合格した時や建築士として働き始めたときはどんな気持ちだったのだろう・・・とか、あんな事態に至るまでにはナニがあったのだろう・・・とか、ソッチの方が気になります。。
昨夜などは、報道陣にもみくちゃにされている建築士を見ながら、ふと、カツラのコトを思い出し、ズレたりしないだろうか・・とハラハラしました。
猛省します