2010年はノートを作ってみます。

受かる人はサブノートを作らない
上記の言葉は、ごく普通の人でも難関資格に受かる非常識勉強法!に書いてあった言葉です(p.166)。
この本は公認会計士の先生が書かれた本です。アオリ文句では“「受験のプロ」東大生も絶賛!”なんて書いてありますが、はじめに(p.2)を読む限り、そ〜ゆ〜感じじゃないんですけどね(^^;。少しアザトイ感じがします(くれぐれも、このアオリ文句が・・・です)。
内容については、具体的でわかりやすいです。サブノートを作らない理由については、以下のように説明してありました。

サブノートを別に作ると、勉強の際に意識を向ける対象がテキストとサブノートの2つに分けられてしまいます。
(中略)
また、復習する際にも、テキストとサブノートを突き合わせて関係を考えながら学習しなければなりませんから、とても非効率になる可能性があります。
(p.166)

したがって、テキストに直接書き込む&マークする&付箋を貼る&メモをした白紙を挟み込むetc...という方法を推奨しています。
ただし、テキストの選び方にもポイントがあって、できるだけ薄い(落としてはならない基礎部分に範囲を絞った)テキストを使うようにとアドバイスされています。
資格の合否は「ノート」で決まる!では知識整理ノートを使う基本として、

テキストなどに掲載されている図や表を中心に、テキストのエッセンス、つまり試験突破に必要だと思われる重要な内容を一冊のノートにまとめていく
(p.64)

と、書いてありますので、二つの本は、主に対象とする資格(前者は公認会計士、後者は行政書士)の性質や、想定するテキストなどが違うだけで、実は同じコトを言ってるダケかもしれませんね。合格の為には、反復して基礎を確実にマスターする必要があるというコトは一致しています。
で、社労士を受験する私自身は、2010年度学習でどのようなノートを作ろうとしているのかというと、“弱点部分をまとめたノート”です。
2009年度は、たとえば答練で間違ったところ(=試験に問われそうな所で、まだマスターしていない所)は、テキストの該当箇所を赤の色鉛筆でグリグリと囲って目立つようにして、テキスト読みの際にはソコを重点的に読むようにしていました。しかし、不十分であったという反省を基に、“反復回数を増やす”&“手を使って書いて覚える”というのが目的です。手を使ってかいて覚えるというのは、井出先生の講義の中でも度々推奨されている方法ですが、十分に実行できませんでした(過去問の論点を書き出す位が精一杯)。
テマヒマがかかることは間違いないので、早い時期に始めて、ある程度のメドをつけようと思います。