iDE社労士塾の解答解説会&無料オープン講座に参加してきました。

午前の部では、一番気になる合否診断(救済措置の予想とか)と第42回本試験で正解率が悪かった問題の解説をし、午後からの無料オープン講座では、2011年試験の改正点と効率的な学習方法を説明されました。
去年は参加しなかったのですが、やっぱ参加してよかったです。次の試験に向けて勉強しよぉ!!って気合が入ります。スッキリ気持ちの切り替えができない時は、とりあえずこういった講座に参加するのもいいですね。
で、合否診断(いわゆる合格ライン)です(iDE社労士塾の集計結果はこちら→http://www.ide-sr.com/kekka/2010/2010fukugen.pdf)。
【選択式】
最も特徴的なのは、国年の平均点(iDE塾に復元解答をよせた人の平均点)が、なんと!1.88点ということで、選択式が始まって以来、過去最低点ということです。その他、総合得点についても過去7年間で一番低いですね。なかなか難しめだったのかな?。
救済予想は、国年2点救済確実1点救済もあるかも、厚年・社一についても2点救済はありうる・・・との事。また、労働科目では、労基・安衛が2点救済の可能性がないわけではない・・・って感じでしょうか。国年で出題された年金額の経緯や、労基で出題された判例等の新傾向?問題は、大多数の受験生が学習につかっている1冊〜数冊程度の基本テキスト(独習書)には載っていない事が多いので、iDEによせられたデータよりかなり低い平均点になるかも・・・という読みのようです。ただし、過去1点救済を2科目した年はないとの事で、国年と厚年の両方が1点救済って可能性は低いのでは・・・との事でした。
【択一式】
70問中、複数回答2問、正解なし2問、さらに厳密にみると正解なし+4問・・・ってコトで、ちょっとヒドかったようですね、今年は。
合格点は、46点を一応の目安として、44点〜47点程度ではないかとの予想です。H20年度試験よりは難度が高かったので、48点まではいかないのではないか・・・との事。
以上、いずれもあくまで予想です。また、私の聞き違い勘違いが含まれている可能性がありますので、あしからず。
なお、iDE社労士塾には『合格者受講料全額返金制度』というのがあります。
これは現時点では合否の判断が微妙な人に対して、所定の講座を受講開始した後合格が判明した場合、受講料を全額返金するという制度です。で、コレの対象者基準は以下のようになっています。

《合格者受講料全額返金制度の対象者基準》
※選択式試験、択一式試験のいずれかが、次のいずれかに該当する方

  1. 選択式試験の基準・・・次のいずれかに該当する方
    1. 総合得点 24点以下の方
    2. 科目別得点
      1. 国民年金法が1点の方
      2. 国民年金法以外の科目に2点以下の得点がある方
  2. 択一式試験の基準・・・次のいずれかに該当する方
    1. 総合得点 44点以下の方
    2. 科目別得点 3点以下の得点(科目不問)がある方

この基準に該当する方は“合否の判断が微妙”ってコトなので、逆にいえば、この基準以上で該当しない方は、ひとまず安心できる水準・・・という見方もできるでしょうか(ムリヤリ?)。
いずれにしても、早く11月5日になってほしいですね。