スケジュール管理ができない(^^;再チャレンジャーの為の、ぬりつぶし予定表

社労士試験は科目も多く範囲も膨大なため、スケジュールを立てて勉強の記録をつけるコトがとっても重要です。私の時は大沢先生のハルの社労士合格ノートは発売されていませんでしたが、http://www.shararun-consulting.jp/index.htmlで勉強時間を記録するコトは以前から提唱されていたので、スケジュールをたてて勉強時間の記録をしようと“なんども(^^;;”試みたのでした。
しかし、結論から言うとうまくいきませんでした。
出来ない理由は、主に私の性格が“いい加減”で“大雑把”なコトに起因するのですが、あえてイイワケを書くならば、次のようになります。

  1. 勉強に割ける時間が業務の都合によって変動し、まったく(^^;予測がつかない。結果、スケジュールの修正が頻繁に発生し、長期のスケジュールが立てにくい。予定が遅れては休日で挽回する・・・というサイクルを繰り返す結果、ほとんどの期間でスケジュールとは違う(^^;進捗状況になる。もしくは、頻繁にスケジュールを書き換える必要が発生する。
  2. まとまった勉強時間がとれず、毎日、数分〜数十分のコマギレ時間をかき集める状態になるため、時間計測が非常に煩雑になる。たとえば、電車・バス待ちの10分30秒、始業前の7分、会議開始前参加者が集まるまでの7分、カップラーメンができるまでの3分etc...をチマチマ合計する必要がありました。

1.についてはやることを3日とか1週間のブロック単位で計画し、遅れが発生した時はブロック期間内で取り戻すようにする・・・とか試してみましたが、後半になればなるほどグタグタになりました。2.についてはデジタルウォッチのストップウォッチ機能で計測するとか試してみましたが、計測ボタンの押し忘れが頻発してまともな時間が計れなかったです(^^;。(いまならiPhoneのアプリでなんとかなるでしょうか・・・・)
で、たどりついたのが、タイトルの“塗りつぶし予定表”です。以前はyoutubeに説明動画が上がっていたのですが、今は削除されてますね。
藤武士さんの最短期間で成績を上げる 最強最後の学習法に詳細が説明されてます。この本は、いま流行の大人を対象とした勉強法ではなく、できない子供(中学生くらい?)を対象とした勉強法の本です。
やり方はとてもシンプルです。
普通のスケジュールは時間を単位としますが、ぬりつぶし予定表はタスクを単位とします(なんだかGTDの考え方に似てますね)。
まず最初に、合格するためにマスターすべき必要なコトを“すべて”書き出し(テキストの目次を書き出すイメージ)一覧表にします。で、やったところを塗りつぶすだけです。勉強が出来るスキマ時間を見つけては、ただひたすら目の前のタスク・やりたいタスク・苦手なタスクをガンガン消化するだけです。進捗管理は科目ごとに“全部のタスク数”“完了したタスク数”“一日に進める目安のタスク数”をチェックします。社労士受験の場合は一度やれば完了(=マスターした)というワケにはいかないので、やった日付を記録して回数をカウントするようにします。エクセルの表で管理していました。
なんだか説明がわかりにくいですか?。機会があればエクセルの表とかで具体的に紹介するかもしれません。
誤解を生じないように付け加えますが、スケジュールは時間で管理するのがベストだと思います。また、受験期間中は、コンスタントに勉強時間を確保できるように、最大限の努力をすべきです。ぬりつぶし予定表は、あくまでも、流通業とか自営業とかザックリした性格(^^;とかで、どうしても時間が読めない“できない再チャレンジャー”向けの管理法だと思います(著者も確かそんな感じの説明をしていたと思います)。したがって、どうしても時間管理ができない・・・とか、時間の計測そのものがストレスになる人以外の一般的な人には、時間管理をオススメします。ひょっとしたら、時間は確保できるんだけど、集中力その他の問題で、内容にムラがある・・・なんて人には向いてるかもしれません。